優れた接客やサービスを提供する小樽市内の事業者や施設などを認定する制度「小樽おもてなし認証」で、今年はガラス工芸店や飲食店など8事業者の計11施設が選ばれた。
同制度は主に観光施設の接客力向上を狙い、小樽観光協会が経済産業省の「おもてなし規格認証」を基に、昨年初めて導入。規程の20項目について応募者が自己評価し、覆面調査による顧客満足度評価と面談を経て合否が決まる。今回認証を受けたのは、アトリエクリエイトが運営するガラス工芸店とアクセサリー店、田中酒造の各店舗、北海道中央バスが運営するレストランなど。17日に市内で認証式が行われ、小樽おもてなし認証推進協議会会長の穴沢眞・小樽商科大学長から認定書を受け取った。各施設の担当者は「観光客に小樽を気に入ってもらえるよう、さらに精進していきたい」などと喜びを語った。
有効期間は3年間。今回分を含め、認証を受けたのは23事業者の計40施設となった。
令和7年7月29日 北海道新聞 D0610-9910-00002945