1999年卒(秋山ゼミ、基礎スキー部)山形在住の黒田隆行です。突然ですが、商大卒業生の皆さんに、冬季五輪出場を目指す、基礎スキー部・現役商大生への支援をお願いしたく、ここにお知らせいたします。スノーボード競技で2026年冬季オリンピックを目指しているのは現役商大生の地下綾音さんです。昨シーズン全日本選手権で5位に入賞、今季も国際大会遠征を計画しておりますが、活動資金が不足しており、今回クラウドファンディングに挑戦しています。
商大卒業生のみなさまの応援をよろしくお願いいたします。
【地下綾音さん FACEBOOKより】
国立大女子学生として初の26年冬季五輪ミラノ・コルティナダンペッツォを目指しています。
クラウドファンディングの閲覧をよろしくお願いを申し上げます。
こちら → 地下綾音クラウドファンディング
私は全日本スキー連盟スノーボードアルペン強化選手で、小樽商科大学1年・基礎スキー部所属の地下綾音(ぢげあやね)と申します。ここで商学や語学などの勉学に励みながら、2026年冬季五輪出場に向けて挑戦の準備をしています。
北海道に生まれ育ち、スノーボードに出会ったのは小学2年生の時でした。 幼い頃スノーボードを始め、いつの頃からか世界の舞台を思い描いて英語学習にも力を入れてきました。
小学5年シーズンには全国大会に出場し、スラロームで優勝、ジャイアントスラロームで準優勝を納めることができました。 そして、中学3年生の時に初めて全日本スキー連盟の強化選手に指定され、高校2年生からはナショナルチームに入り、高校3年の3月にはオーストリアで開催された世界ジュニア選手権に出場しました。
私のこれまでの競技活動は、企業スポンサー様からのご支援と母が仕事を掛け持ちすることにより成立していましたが、企業スポンサー様との契約期間は4年間だったため昨年度をもって満了となりました。そのため活動費を少しでも賄うために、今年から私もトレーニングや学業の合間をぬって塾講師のアルバイトをしていますが、活動費用を賄えるほどの収入には到底及ばないのが現状です。
スノーボードアルペンでは国内での練習・大会はもちろん、世界の舞台を目指すためには国内とは雪質が全く異なるアイシーなバーンでの練習や大会参加はとても重要になります。
国内外への遠征費用、施設利用料、大会エントリー費、合宿費、道具代等に莫大なお金が必要となり、現在は活動を継続することが困難な状況です。経済的な理由で夢を諦めたくはない。 実際に同年代の選手に比べ、海外での練習や国際試合の経験は少ないですが、それでも限られたチャンスを掴んでここまできました。
私は2026年イタリアのミラノとコルティナダンペッツォで開催されるオリンピックに出場し、これまで応援してくださった方々に活躍する姿をお見せして恩返しがしたいと考えています。
そしてスノーボードアルペンを知らない多くの方々にも競技の魅力を知っていただき、スノースポーツの素晴らしさを感じていただけたらと思っています。
ワールドカップの出場権を得るためには、ヨーロッパカップ、アジアンカップ、ノルアムカップやFIS公認レースで上位に入り、より高いFISポイントを獲得する必要があります。 国内FISポイントランキング上位の選手がワールドカップに出場でき、2024-25シーズンと2025-26シーズンのワールドカップの成績を元にオリンピック出場選手が決まります。
私は今シーズンの目標を国内大会優勝、国際大会表彰台と掲げ、より高いFISポイントを獲得し、世界に挑戦していくために今シーズンの遠征費の一部をご支援いただきたく、クラウドファンディングに挑戦させていただきます。
ぜひ私にお力添えいただき、共に世界への挑戦を楽しみ、見守っていただけたら幸いです。
【主な戦歴】
2024年3月
全日本ジュニア選手権(阿寒)PGS 優勝
世界ジュニア選手権(オーストリア)PGS 20位
世界ジュニア選手権(オーストリア)PSL 16位
全日本選手権(阿寒)PGS 5位
2024年2月
Nor-Am Cup(カナダ)PSL 3位
2024年1月
FIS(カナダ)PSL 優勝
2023年4月
全米選手権(アメリカ)PGS 3位
全米選手権(アメリカ)PSL 6位
2023年1月
European Cup(オーストリア)PGS 18位
2022年2月
FIS北海道選手権(阿寒)PGS 優勝
全日本ジュニア選手権(阿寒)PGS 2位
以上、よろしくお願い致します。
【仙台緑丘会より】
地下さんの冬季五輪出場が叶いますと、小樽高商の宮嶋巌大先輩がジャンプ競技で、1936年ガルミッシュパルテン・キルへン大会(ドイツ)、1944年オスロ大会(ノルウェー)に出場して以来の快挙となります。(長野県野沢温泉村日本スキー博物館史料より)