・パーティ券事件から10年 襟正す市政
2011年の小樽市長選を巡り起こった政治資金パーティー券事件から10年、事件を検証した第3者委員会の副委員長を務めた小樽商科大学の結城洋一郎名誉教授は、「事件後にコンプライアンス委員会が設置され、市職員倫理条例を施行したが、制度を動かすのは人間だ。再び緊張感の欠如が起こらないよう、形骸化させないことが信頼醸成につながる」とし、悪弊を断ち切り、健全な市政運営を構築する重要性を説いている。
令和3年5月1日 北海道新聞 D0610-9910-00002945
関連資料