フィルムカメラで小樽の日常風景の撮影を続ける小樽商科大3年の石川朋佳さんの作品を展示する「おたる写真展~曖昧さと人と~」が26日から、市立小樽美術館市民ギャラリーで開かれている。
令和2年8月27日 北海道新聞 D0610-9910-00002945
札幌在住の石川さんは、幌加内の高校に入学し、高校2年生の時にカメラを購入。写真歴は6年目で、同大写真部に入部していたこともあった。
昨年10月に商大写真部の写真展で、三浦さんに初めて出会い、こんなに小樽を好きな人がいるのかと引き込まれ、「思い出もないまま卒業するのはもったいない、写真展を開こう」と、これまで撮影した写真と、本の中の一説を抜粋してリンクさせる写真展を企画。
三浦さんは東京都出身で、文章の綺麗な小林多喜二を知り、多喜二の墓前や文学館に何度も通った。小樽に移住して4年。小樽の歴史や自然をフィクションとノンフィクションを織り交ぜ、家族が再生する物語「Invitation」を、2017(平成29)年8月に出版。2作目を2018(平成30)年5月、3作目を2019(平成31)年6月に出版している。
令和2年8月27日 小樽ジャーナル
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