◆ロシア人で言語・民俗学者のニコライ・ネフスキーは1922年沖縄・伊良部村(当時)に渡った。サンクトペテルブルグから国費留学したネフスキーは、母国の社会主義革命の混乱を嫌い、日本に残ってアイヌ語や岩手の民間信仰の研究を続けた。小樽高商でロシア語教師を務めていた時、宮子諸島に日本語の古語や文化の古層が残っているとみて研究を構想した。
令和2年8月23日
北海道新聞 D0610-9910-00002945
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