総合人材サービス会社ホープ・ワン(築港11・天野友嗣代表取締役社長)では、小樽市(迫俊哉市長)からの委託を
受け、新型コロナウイルス感染症の影響で解雇や雇用止め等の状況に置かれた人に、小樽での再就職を支援しよ
うと、「小樽で働く」就労支援事業を実施する。
同感染症の影響で雇用維持が困難となる企業の増加が想定され、解雇や雇用止めなど厳しい状況の人を対象に、
60日間の研修に参加してもらい、地元企業の正規社員として就業する機会を創出する。
1期研修期間は、9月1日(火)~11月30日(日)で12名採用。希望者は、8月21日(金)までにハローワーク小樽で
求人の応募をする。同社で面接して選考。
2期研修期間は、12月1日(火)~2021(令和3)年2月28日(日)で12名の採用。募集は10月頃を予定。
研修会場は同社研修室で行い、月~金曜日の10:15~16:15、賃金12万円と交通費が支給され、雇用保険の適用がある。
研修内容は、座学講座のビジネスマナー・総務実務・接客・パソコン・外部講師による英会話講座・労務管理基礎講座。
座学で得た知識を実践する求人企業で10日間ほどの現場実習や就活支援・就労相談・求人企業紹介などを行う。
天野社長は、「小樽の観光業も影響を受け、小樽の正常な労働環境に戻すため、そのステップの勉強をして
もらい、少しでも離職している人にがんばる機会を設け、支援サポートし正規社員に結びつけたい」と話した。
令和2年8月12日 小樽ジャーナル
天野社長は本学の卒業生(S52)で現在、公益社団法人緑丘会 副理事長