◆新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小樽商科大学は10日、4月2日に予定していた入学式の中止を決めた。新入学生向けに学長の式辞などを動画で撮影し、同2日以降に同大ホームページで配信する。
令和2年3月11日
北海道新聞 D0610-9910-00002945
◆戦時色が強まっていた1033年(昭和8年)、作家・小林多喜二の拷問死の直前に、やはり特高警察に検挙され、福岡県で死亡した社会活動家がいた。北海道出身の共産党員、西田信春(死亡時30歳)。散在していた資料を収集した同郷の元高校教諭が無くなる直前、初の本格的な評伝にまとめ、無名の活動家の生涯に光を当てた。「供養のためにも専門家に読んでもらいたい」と元同僚の手を経て原稿を託されたのが、特高警察などの研究で知られる荻野富士夫・小樽商科大名誉教授だった。
令和2年3月11日 毎日新聞
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