札幌国税局が道内で作られる日本酒を評価する鑑評会で
先月中旬に道内12の酒造会社がこの冬に仕込んだ新酒115点の評価が行われ、8日札幌市でその結果が発表され、「緑丘蔵」の上川大雪酒造が金賞を受賞しました。
▼道産米の吟醸酒の部門では、旭川市の男山、釧路市の福司酒造などが金賞に選ばれ、
▼純米酒では、増毛町の国稀酒造や上川町の上川大雪酒造などが金賞に選ばれました。
このうち、今回初めて受賞した上川大雪酒造は、北海道の気候に適した酒米「吟風」を使い芳醇な味わいとともに上品な香りが漂う酒に仕上がっています。
会場では出品された酒の試飲会も行われ、出席した杜氏らおよそ40人がほかの酒造会社の酒を試飲して味や香りを確かめ、製造方法などについて情報交換を行っていました。
金賞を受賞した酒造会社の杜氏の川端慎治さんは、「今まで感じたことのないようなすばらしいお米を使って評価を受けたので非常にうれしい。出荷できる量は少ないですがぜひ手にとってみてほしい」と話していました。
平成31年4月9日 NHK 北海道NEWSWEB
なお、昨日、NHK北海道のニュースで放送された模様は期間限定で見られます。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190408/0009352.html