【上川】9月からの本格醸造を予定する上川大雪酒造の酒蔵「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」が町内に完成し、見学会が3日に開かれた。役場や農協をはじめ町内外から関係者約30人が訪れ、新酒のほか観光客を誘致する新スポットへの期待を膨らませた。 同酒蔵は鉄骨造り2階建て延べ約400平方メートル。コンパクトな作りで熱効率の良さが特徴だ。雪や新緑など周囲の自然に溶け込むよう、外観は黒を基調としている。1階で仕込みや出荷、2階で酒米を蒸すなど原材料の処理をする。見学デッキはあえて屋外に設け、上川の四季を体感しながら製造過程をガラス越しにのぞけるようにした
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