事業報告（令和5年度）

公益社団法人として公益目的のもと以下の事業を推進した。

1. 公益目的事業
   小樽商科大学が行うキャリア開発教育に対する支援および関連事業の運営支援ならびに就職支援事業の企画・運営、資金支援等を通じて、青年産業人材の健全な育成に寄与することを目的とし、下記事業を行った。
   1. 大学生の社会人基礎力養成、就業力育成に関する普及および啓発を目的とした「キャリア形成支援企業等セミナー」の主催運営事業
      1. 小樽における企業セミナーの実施運営
         

         内容	開催 場所	開催時期	参加 社数	開催 方式	延べ参加 学生数
         緑丘企業等セミナー	小樽商科大学	R5.12.2&12.3	172社	体育館対面	1,392名
         		R5.12.6&12.9	36社	リモート	144名
         		R6.2.7～2.8	36社	リモート	93名
         			計244社		計1,629名

      2. 「社会人基礎力白書」令和5年度版の作成：令和6年3月刊行（令和5年度助成金 11万円）
   2. キャリア形成支援のための大学における正課教育である「エバーグリーン講座」の運営支援事業等
      1. エバーグリーン講座の支援事業
         令和5年10月4日～令和6年1月17日 14回開講 講師14名。うち1名は昭和48年卒同期会による卒業50周年記念寄贈講座の講師・・・小樽商大の研究力、和田 健夫前学長
         本講座受講者数は、35名（前年度282名）（令和5年度助成金 135万円）
      2. 学生向け緑丘アカデミア講座の実施
         グローカルセミナーIIへ4名の講師派遣・・・対面講義
         本講座受講者数は、17名（令和5年度助成金 20万円）
   3. 地域、企業および卒業生の連携事業・運営資金の助成事業
      「緑丘祭」の支援として25万円助成／令和5年は昨年に引き続き対面開催
   4. 緑丘オープンセミナーの開催事業
      ・緑丘ビジネス塾の開催(2回実施） 受講者数は、47名。
      ・オンラインセミナー　(3回実施） 受講者数は 45名。
   5. TOEIC　IPテストの受験費用に係る資金の補助事業（令和5年度助成金148.1万円）
      受験者は、延べ462名。そのうち730点以上のスコアー獲得した学生は135名。
   6. 就職活動資金貸与事業（当年度貸付0名）
      （累計貸付　304名　＜返済中/今後の返済者＞　5名、50万円）
2. 収益事業等
   
   1. 会員相互の信頼のもとに、その親睦と知徳の向上に資する事業
      1. 広報事業
         • 会報『緑丘』の発行事業
           134号（令和5年8月）、135号（令和6年2月）
         • 緑丘会WEB-SITEの運営管理及びホームページを含めた告知活動の推進
      2. 会員相互の親睦のための研修、懇親会等の親睦事業
         1. 講演会（東京支部主催）
            令和5年6月17日　島田 陽一氏（小樽商大助教授～早稲田大学教授、労働法）
            「日本におけるワークルールの浸透の重要性と課題」
         2. ホームカミングパーティ（東京支部主催）
            令和5年7月1日　25名参加（うち令和2年～令和4年卒業 3名）
         3. 全国支部長会議の開催（15支部、42名参加）
            令和5年10月28日　於：緑丘会館及び個人パソコンによるオンライン出席
         4. ホームカミングパーティ（学生サークル緑輝星主催）
            令和5年11月3日　39名参加　於：大学構内＆ニュー三幸
         5. ジンギスカンパーティー（東京支部主催）
            令和5年11月23日　29名参加　於：松尾ジンギスカン赤坂店
         6. 講演会（東京支部主催）
            令和5年12月9日　牛丸 元（昭和60年卒）明治大学経営学部教授
            「ダイバーシティ経営研究の現在そしてこれから」
         7. 新年会（東京支部主催）
            令和6年2月4日　108名参加　於：喜山倶楽部
      3. 戦没者記念塔管理事業（同窓生の戦没者記念塔の運営管理）
         • 令和5年8月15日に小樽商大戦没者記念塔にて「緑丘戦没者慰霊祭」を実施（65名参列）
   2. 小樽商科大学との連携強化
      1. 企業の人材育成セミナー事業の受託は現状応募がなく休止中
      2. 各支部総会、新年会で学長、副学長等とのコミュニケーションを強化
         令和5年5月27日静岡支部総会、6月2日函館支部総会、6月3日仙台緑丘会総会、6月17日東京支部総会、7月7日小樽支部総会、7月22日札幌支部年次大会、令和6年1月26日小樽支部新年会、2月3日仙台緑丘会新年会、2月4日東京支部新年会、2月17日札幌支部新年会
      3. 在校生へ緑丘会活動のPRを実施
         入学式・卒業式での紹介、「学園だより」への掲載、「ようこそ緑丘へ」の継続発行、「エバーグリーン講座」のオリエンテーションでの紹介
3. ガバナンスに係る事業
   1. 会議の開催
      令和5年5月20日　定時理事会（第24回）
      令和5年6月10日　定時社員総会（第12回）、決議の省略による理事会
      令和6年3月23日　定時理事会（第25回）
   2. 大学助成審査会議参画　令和6年3月11日
   3. 資産運用委員会　令和5年6月10日
   4. 小樽商科大学アドバイザリーボードへの参画（1回、令和6年3月1日）
   5. 緑丘会、後援会の幹部による定例会議の開催（3回）
   6. 会員の個人情報の安全管理徹底
   7. 会員のメールアドレスの整備・拡充（ネットワーク強化委員会）
4. 会員動向
   令和6年3月31日現在
   正会員数　4,116（うち新規入会は463名）
   賛助会員数　1,961名（うち新規賛助会員474名）
   特別会員数　10名
   令和5年度（R5.4.1～R6.3.31）物故者数　108名
5. 事務局体制
   常勤事務スタッフ：2名、非常勤事務スタッフ：2名（東京1名、小樽1名）
6. 公益目的取得財産残額；29,557,015円（令和6年3月31日現在）

以上