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[今日のニュース]小樽商大2年ぶりの入学式 未来を思い描く新入生

春のやわらかな日差しが降り注ぐ4月2日(金)、小樽商科大学(緑3・穴澤眞学長)では、2年ぶりとなる入学式を挙行。YouTubeによるライブ配信も行われた。

今年度の新入生596名の内訳は、商学部昼間コース492名(男283・女209)、夜間主コース54名(男24・女30)、編入生6名(男5・女1)、再入学生2名(男0・女2)、計554名(男312・女242)。大学院は、現代商学専攻(博士前期過程)5名(男2・女3)、現代商学部専攻(博士後期課程)1名(男0・女1)、アントレプレナーシップ専攻36名(男26・女10)合計42名(男28・女14)。

新入生の95%が道内出身で、市内出身者数は、小樽潮陵20名・小樽桜陽1・北照1の合計22名だった。

最年長入学者は、大学院商学研究科現代商学専攻博士前期過程の70歳男性。外国人留学入学者は、学部1名(韓国)・大学院7名(中国)だった。

2年ぶりに開催された入学式では、新型コロナウイルス感染症対策として、新入生を午前10:30と午後10:30の2回に分け、保護者の出席を取り止め、来賓は3名までに留めた。

アルコール消毒液の設置と、ソーシャルディスタンスを保つよう座席を配置、同大合唱サークル「グリークラブ・カンタール」のアカペラでの校歌斉唱を中止し、式典を30分ほどで終了した。

式終了後、恒例の応援団によるデモンストレーションや、在校生によるクラブやサークルの勧誘も一切なく、例年とは異なる入学式となった。

午前の式では、商学部の半数約300名が出席。穴澤学長は式辞の中で、「大学では何をどう学ぶかは、みなさん1人1人が主体性を持って考えなければならない。専門分野を少数で学ぶ、ゼミでの少人数教育も本学の特徴のひとつ。

学問を究めるだけではなく、生涯の友に出会えることもある。ウイズコロナ、アフターコロナへと時代が進む中、その流れの変化を観察し、その先にある未来を思い描ける能力を、学生のうちに身につけてもらいたい」とエールを贈った。

新入生を代表し商学部昼間コースの河森結乃さん(18・札幌西高校出身)は、「学則等に従い、学生の本分を守り、学業に専念するとともに人格を陶冶し、本学の歴史と伝統を引き継ぐ学生となることを誓います」と宣誓し、「コロナ禍で自分たちができる範囲で精一杯やりたい」と話していた。

令和3年4月2日 小樽ジャーナル

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