◆3月末に任期満了で退任する小樽商大の和田健夫学長(70)の最終講義「小樽商科大学における経済法講義」が10日、同大で開かれ、学生や同大卒業生を前に独禁法の成立過程について解説した。
令和2年2月11日
北海道新聞 D0610-9910-00002945
◆小樽ゆかりのプロレタリア作家小林多喜二が特高警察による拷問で亡くなる9日前、道内出身の同い年の青年運動家も特高の手で命を落とした。西田信春、享年30歳。その生涯をたどった初の本格的な評伝が命日とされる11日に刊行される。荻野富士夫小樽商科大名誉教授が刊行委員会を設けた。
令和2年2月11日
北海道新聞 D0610-9910-00002945
◆新十津川村出身の社会運動家で、戦前に特高警察の拷問で非業の死を遂げた西田信春の評伝「西田信春 蘇る死」が刊行された。著者は長沼町の元教師、上杉朋史さん。上杉さんは2018年10月に亡くなったが、夫人から遺稿を託された元同僚教師が、治安維持法研究の第一人者で小樽商科大名誉教授の荻野富士夫さんのもとに持ち込んで出版が決まった。
令和2年2月11日 朝日新聞
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